1949-11-28 第6回国会 衆議院 農林委員会 第13号
○村瀬委員 ますます超過供出にあまり協力しないというような御答弁を伺いますと私はもう一度掘り下げて、森農林大臣の農民観というものを伺わずにはおれない。一体労働基準法の制定がされましたけれども、農民だけはただ勤労を生涯の使命として、朝から晩まで腰のかがむまで働き続けておるのであります。
○村瀬委員 ますます超過供出にあまり協力しないというような御答弁を伺いますと私はもう一度掘り下げて、森農林大臣の農民観というものを伺わずにはおれない。一体労働基準法の制定がされましたけれども、農民だけはただ勤労を生涯の使命として、朝から晩まで腰のかがむまで働き続けておるのであります。
○村瀬委員 私たちは吉田内閣、特に森農政、青木安本長官の農民観というものは、酒も百姓は飲まぬでよろしい、キャラメルも食べぬでよろしいという思想のもとに、今年の米価はおきめになつたと了解いたすものであります。
本法案の底を流れる農民観ともいうべき思想を檢討するに最もよき事例は、最近の米價決定に対してとつた当局の態度であります。政府は、農民團体の意見にさらに耳をかさざりしのみならず、國会の意見をも徴することなく、パリテイ・システムを金科玉條として千七百円を決定いたしました。これに対し去る二十三日、農林常任委員会において、和田経済安定本部長官と各委員との間に次のごとき質疑應答が交されたのであります。